ブランド鮭

隆神

重量三・五キロ以上の
これぞと思うめじか鮭を
船上活〆して高鮮度保持
その名は隆神(りゅうじん)

接岸

最初の接岸ポイントは猿払〜枝幸の沿岸
北オホーツクで漁獲されるめじか鮭の故郷は、山形県月光川など本州日本海に注ぐ河川。日本海の川で生まれた稚魚は、海流に乗って北海道へ北上し、宗谷岬を回って北洋へと旅立ちます。北洋で3〜5年間過ごした後、再び北海道オホーツク沿岸に接岸し、産卵するために、同じ路をたどって日本海の川へ帰って行きます。その最初の接岸ポイントが、北オホーツクの猿払村から枝幸町までの沿岸といわれています。

特徴

顔先と目の間隔が近いから、めじか鮭
北オホーツクで水揚げされる数百万尾の鮭のうち、本州日本海生まれのめじか鮭はごくわずか。産卵にはまだ遠い若い鮭なので魚体にたっぷり脂がのっており、市場では高値で取り引きされます。目近(めじか)と呼ばれる所以である、顔先と目の間隔が短く寄っているのが特徴。体表の鱗が落ちやすく、黒光りする地肌が露出しているのも特徴のひとつです。

隆神

船上活〆して高鮮度保持
親会社(藤本漁業部)の定置船・北隆丸で漁獲しためじか鮭は、即座に船上で活〆して血抜きし、シャーベット状の海水氷で鮮度保持しながら陸まで運びます。水揚げ後は常に冷却した状態で取り扱い、重量やハラスの厚さを1尾ずつ選別。重量3.5キロ以上のこれぞと思うめじか鮭を隆神(りゅうじん)と命名し、タグ付けを行います。海の神様として漁師の信仰の対象である竜神様になぞらえ、北隆丸の一字を当てたこの称号を持つ隆神は、おかげさまでブランド鮭のひとつとして高評価をいただいています。

調理法:刺身、ルイベ、しゃぶしゃぶ、塩焼き、ステーキ、フライ、天ぷらなど